竜飛 津軽半島最北端 さいはての漁村集落

青森県
三厩村
竜飛〜三厩港




交通

JR三厩駅下車
竜飛行きバス


国道339線





竜飛




2002.08.10
三厩村は津軽半島北端の漁村。地名は源義経伝説とからみ、義経の厩といわれる三つの岩洞が起源といわれる。北海道へ渡る最短地点にあるが交通不便のため長い間陸の孤島であった。昭和33年に津軽線開通以来急速に発展した。
江戸時代は北海道への出航地で、昭和47年から三厩〜福島間のフェリーが就航していたが、採算面で平成10年以来休航している。

三厩港から津軽半島最北端の竜飛岬にかけては、国道339号線が連続する入り江の形状に沿ってくねくねと走っているが、集落が形成される平地はますます狭まってくる。集落は岩の現れた崖の真下のわずかな平地部分を狙って、波ににさらわれないようにへばりついているように見えるほど、入り江ごとに小刻みに展開する。
最先端の竜飛集落は中でも最大規模の集落で、基本的に切妻妻入、トタン屋根、板張り壁の民家が一列に並んでおり、道路の海側に舟屋は無い。国道はここから丘の上の岬を経由して半島西岸を南下するが、竜飛集落から岬までは「階段国道」となる。
三厩港〜竜飛間の集落。崖下のわずかな平地を狙って小刻みな集落が展開する。(上)

竜飛集落(左)
竜飛岬より竜飛集落と海岸線を臨む。
津軽半島最北端の竜飛集落
丘の上が竜飛岬灯台
青森から北上してきた国道339号線は、竜飛集落から階段を上って岬に至る。これが有名な階段国道。(左、左下)

竜飛岬より北海道を望む。(下)
参考資料 リンク
三厩村

参考文献