古野井川 下北半島尻屋崎に近い風雪に耐える集落

青森県
東通村
古野井川






交通

むつバスターミナルより尻屋崎行きバス


県道6号線





古井野川




1998.08.08
東通村は下北半島東北部を占める農村。下北丘陵北西斜面の田名部川中流域に耕地が展開し、乳牛、肉牛の導入が進んでいる。古野井川は、尻屋崎に近い津軽海峡に面する集落。海辺の集落ではあるが、周囲は田んぼに囲まれており稲作が中心である。

尻屋崎に続く道に沿って集落は形成されている。冬の風雪は厳しいのであろう、海側の家には木柵が組まれている。家屋はほとんどが板壁トタン葺き屋根だが、中に茅葺のものも見られる。
古野井川集落の向こうは尻屋崎
集落は海岸線に沿った一本の通りに面して形成されている。
民家は殆どが下見板貼、トタン屋根。
海岸は砂浜で、風を遮る板囲いのある家もある。(左、下)
木柵に囲まれた家。
海岸近くの民家
民家は板壁トタン葺き屋根がほとんどだが、中には草屋根も見られる。壁は板壁。
なんとなく北海道に近い気がする風景。
(たたずむ子供は村の子ではなくわが子)
参考資料 リンク
東通村商工会
ハローネットあおもり

参考文献
『日本の集落 第1巻』 高須賀晋・畑亮夫 建築資料研究社