十三 北前船の寄港でにぎわった津軽半島西岸の港町

青森県
市浦村
十三





交通

JR五能線五所川原駅よりバス


県道12号線(鰺ヶ沢蟹田線)十三







十三




2002.08.10
市浦村は、津軽平野北端部一帯の十三湖北岸の村。昭和30年に相内、脇元、十三の3ヶ村が合併して生まれた村である。村南部の十三湖に面する平地以外は山地で、木材、木炭を産出する。十三湖北岸は干拓され水田化している。
十三湖の河口にある十三集落は、中世は十三湊、近世は十三港の名で、北日本の海上交通の要港として栄えた。中世の町並みは、遺跡から現在の町の南東にあったことが確認されている。近世以降の現在の町並みは、残っている古民家が少なく、北前船でにぎわったという面影はほとんど感じることが出来ない。

日本海と十三湖の間は砂州が発達して自然の水門が造られている。その内側の砂州に中世の集落遺跡がある。今行っても何も残っていない。前潟越しに十三集落を臨む(上)
現在の十三の町並み(左)

港の施設(市浦村能生水産センター)
大きな鳥居が建っていた。
参考資料 リンク
市浦村

参考文献
『日本の集落 第1巻』 高須賀晋・畑亮夫 建築資料研究社