蓮川 カッチョという防風対策の雪囲いが特徴の集落

青森県
つがる市
木造
蓮川




交通






蓮川





2012.10.07
津軽平野は、その風景だけを見れば東北地方というよりは北海道地方に近い印象を受ける。その平野の真っただ中にある旧木造町蓮川は、岩木川西側の出精川沿いに新田開発がなされ1685年(貞享2年)にできた街村状集落である。冬は北西の強い地吹雪を受けることから、家の西側に屋敷林やカッチョとよぶ幅一尺長さ二間半余りの板を立て並べた雪囲いを構築しており、独特な集落景観を呈している。
岩木山と津軽平野
カッチョと呼ばれる板壁の雪囲い
カッチョと呼ばれる板壁の雪囲い
民家は寄棟が主流で、茅葺屋根も残っている(上)

カッチョと呼ばれる板壁の雪囲い(左)
蓮川の民家
蓮川の民家
カッチョと呼ばれる板壁の雪囲い
蓮川の民家
参考資料 リンク
つがる市

参考文献
『日本の町並みV 関東・甲信越・東北・北海道』 西村幸夫監修 平凡社