深浦 津軽四浦のひとつとして栄えた北前船の湊

青森県
深浦町
岡町
浜町



交通

JR五能線深浦駅下車


国道101号線深浦






深浦岡町


深浦浜町




2002.08.11
青森県南西部の日本海に面した港町。江戸時代は津軽藩四大港(青森、鰺ヶ沢、十三湊、深浦)のひとつとして繁栄した。明治中頃から沿岸漁業の不振により衰退。五能線の開通とともに築港が完成し、ブリ・カレイ・タイ・ヒラメ・マグロ・サバなどを水揚げする。
深浦の港は海岸線が湾曲した入り江になっている。海から見て入り江のもっとも深い部分が中心部で、商家や旅館が並ぶ。入り江右手端に位置する円覚寺は真言宗の古刹で、津軽三十三観音第10番札所である。入り江左手は丘の上に集落が形成されており、住宅地となっている。下町から登るメインストリートに面して、立派な屋敷が目立つ。深浦駅と役場の新しい町は入り江左手の丘の崖下に作られた築港に面する。
役場前にある深浦町歴史民俗資料館・北前船の館では、深浦町の歴史・民俗資料を展示しており、復原された北前船がみられる。
深浦町歴史民族資料館に展示されている北前船の巨大な復原模型。
丘上は通りに面して屋敷が並ぶ。
(岡町)
岡町の町並み
大きな民家があった。北前船で財を成したのであろうか。
岡町の町並み
岡町の町並み
岡町の町並み
岡町の町並み
浜町の旅館建築。
西端の山裾に位置する円覚寺。
(浜町)
深浦港の入り江西側から東側を眺める。海岸沿いと丘の上の集落の2段構成。
参考資料 リンク
深浦町役場
深浦観光協会

参考文献