豊橋
有楽町
住宅街の中に突如現る戦時中に誕生した姑楼群

愛知県
豊橋市
有楽町




交通

豊橋鉄道小池駅下車徒歩





豊橋有楽町




2005.06.21
豊橋駅の南方1.5kmほどの場所、田園から住宅地に開発が進んでいるエリアの真っ只中に突如姑楼群が現れる。全く不自然というほかないが、遊郭はこのように町外れの田園地帯の中に作られるのが普通である。だから、地名も「新地」とか「田町」とか言う場合が多く、新興住宅街の中におさまっていても不思議ではないのだ。
規則正しく区画された町割りに姑楼が規則正しく並んでいる。知らない人が見れば、古い大きな家が並んでいるように見えるが、玄関や窓周りの意匠から元遊郭であることが分かる。戦後は一時期、赤線となっていたが、その後は旅館街だったようで現在も営業してそうな建物があった。その姑楼が並ぶ佇まいからは強い印象を受ける町並みである。
中央に大通りがあって規則正しく区画されているという定石どおりの遊郭街。(上)

この2軒がついに構える交差点が見所である。(左)
屋号:富久有
屋号:浜長
屋号:秀乃家
有楽町の町並み
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割烹料亭を営んでいる旧姑楼
有楽町の町並み
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参考資料 リンク
豊橋市

参考文献
『赤線跡を歩く2』 木村聡 自由国民社