鳴海 「鳴海しぼり」で知られる旧東海道40番目の宿場町

愛知県
名古屋市
緑区
鳴海町
作町
根古屋町
本町
相原町
下中
平部




交通

名鉄本線鳴海駅下車





鳴海




2005.06.14
鳴海は主要幹線だった旧東海道53次の第40番目の宿場町である。近くの有松も旧東海道の町だが宿場町ではない。有松は「有松しぼり」と古い町並みが残っている町として有名だが、ここ鳴海も同じく「鳴海しぼり」で知られている。古い町並みは有松ほどではないが、国道がバイパス化されたこと、駅と旧街道との間に川があるため旧市街が残ったと思われる。しかし、このあたりは名古屋都心部の至近距離であるため住宅開発は早くから進められた場所。それにしては現在まで良く残っている。
近年、名鉄の高架工事が進められて駅舎の位置が動いた。以前の駅前付近の所で旧街道は鈎型に折れていて、その付近を中心に大きな町家が残っている。そこから東に歩き川を渡ると商店街から外れ、古い家並みも連続してくる。現在、駅前再開発が進められており、これからどうなるか気になるところである。
駅前近くの商店街。看板を外せば戦前の伝統的な町家が並ぶであろう。アイストップは御菓子の菊屋茂富の大きな商家。
旧街道沿いの商店街の裏側には寺が並んでいる。
旧東海道が鈎型に曲がっているところで、近年まで駅前だった。アイストップになる位置に御菓子の菊屋茂富の大きな商家が建っている。

酒屋は何処の町でも大きな商家である。みのや牧村商店。(左上)

相原町の町並み。鳴海の町並みの見所の一つ。(左下)

橋を渡ったらやけのこの銭湯が目に付いた。(上)

上中町の町並み(左下)

上中町の町並み(上)
鳴海宿の町並みの見所の一つ

町並みの最も名古屋寄りの交差点。(左)
参考資料 リンク
名古屋市

参考文献