一宮
花岡園
尾西織物工業地域の中心都市につくられた遊里

愛知県
一宮市
泉1,2





交通

JR東海道本線尾張一宮駅
名鉄本線名鉄一宮駅下車バス





花岡園




2008.03.21
一宮は、尾張国一ノ宮の真清田神社の鳥居前町を格に市場町として発展した。江戸期以降、綿花の集散地、定期市場・馬市で繁栄した。かつては綿布を産したが、現在は毛織物が多い。染色ほかの関連中小工業や卸売商が集中し、中京工業地域の一部をなしている。中心商業地は、駅の東側、真清田神社の門前に位置する本町栄町で、昭和戦後レトロの繊維問屋やアーケードの商店街がある。商店街の賑わいもなくなり東へ進んで大江川を渡るとかつての遊郭「花岡園」。街の入口にゲートがあるのでその手の町であることがすぐわかる。
大江川の近くの泉1丁目には、現在でも営業している料亭や鮨屋が料亭街の佇まいを見せている。さらに東へ通りを横切ると泉2丁目の旧赤線エリア。花岡神社の周りに和洋の遊里建築が並ぶ。
泉2丁目の旧赤線エリアのど真ん中にある花岡神社。

泉2丁目の町並み。

泉2丁目の町並み。

花岡銀座は小さいスナック店を寄せ集めている横丁。
泉1丁目の町並み
大江川近くの料亭街(左、左下)
本町の繊維問屋街(上)

昭和レトロの一宮市役所(左)
参考資料 リンク
一宮市

参考文献