長者町 | 日本三大繊維問屋街のひとつ名古屋長者町通り | |
愛知県 名古屋市中区 丸の内2 錦2 交通 市営地下鉄桜通線 丸の内駅下車 桜通り 丸の内2 錦2 |
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名古屋市の中心部にある「長者町繊維街」は、東京の横山町、大阪の丼池筋に並ぶ日本三大繊維問屋街のひとつである。桜通りに直行する南北の長者町通りにそって問屋街が形成されている。各交差点の入り口に掲げられた「長者町繊維街」の看板が印象的である。 町並みの建物たちはほとんどが戦後高度成長期に建てられたものが目立ち、一時代の流行した形態を感じる。中には近代洋式建築も見られ。歩道の上には屋根がかかり、各店の売り物が歩道にはみ出して陳列されている。昭和のにおいのするちょっと懐かしい長者町では、空いたオフィスビルにおしゃれな飲食店が入っては流行始めているなど、街の性格が徐々に変わり始めているのかもしれない。 |
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名古屋の町は戦後都市計画された碁盤目状の都市。道幅が広くアイストップが抜ける。通り景観の向こうにひと際高くそびえる名古屋駅ビルという構図が最近の名古屋の都市景観の特徴。 | ||
戦後高度成長期に建てられたビルが主体の町並み。今見ると一時代を感じる。 | ||
近代様式建築もある(遠山産業)。 | ||
長者町繊維卸会館 | ||
歩道の上には簡単なアーケード屋根。店の品物やダンボール箱が歩道にはみ出している光景は、繊維問屋街の重要な景観要素である。 | ||
長者町のある錦2丁目、桜通りに面して2006年4月に竣工した「錦フロントタワー」 わが祖先が既製服問屋を営んでいた隣地に設計することになったのは何かの因縁であろうか。(nomnom) |
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参考資料 | リンク 名古屋市 参考文献 |