旧中山道江戸発七日目(2003.11.03)

昨日まで典型的な秋晴れで快適な町並み巡業であったが、今日はあいにくの天気である。
車山からビーナスラインを通って旧和田峠へ。ここから中山道を辿る。
和田峠から一気に下ると下諏訪の町だ。下諏訪は中山道に甲州街道が合流する場所。いままで何度も訪れているがいい写真が残っていないための再訪である。
塩尻峠に上る途中でいったん中山道と別れて伊那街道小野宿へ。小野宿もずいぶん前に訪れているが記憶に薄い。矢彦神社近くの町並みを歩いて「もっと残ってたはずだったがなぁ?」と感じた。後で調べたらもっと南が旧宿場であった。ん〜間違えた。また行かねばならない。
ここで雨が強くなってきたのと旅の疲れが出てきたため、松本に寄っておしまいにしようという気になった。松本は私の最も好きな町。仕事をリタイヤした後は松本に住もうとさえ思っている。しかし、肝心な町並みの写真が残っていない。今日は、午後ゆっくりと松本の町並みを歩いて写真を撮ることにした。
相変わらず塩尻・松本間は混んでいる。毎度のように抜け道を駆使し松本に到達した。しかし、松本の中心部はお祭りで車で入れない。このところ松本を訪れると祭りにぶち当たる。3度連続である。無理やり中心部を抜けようと旧市街に入っていったら大渋滞でにっちもさっちも行かず、しびれを切らして降りずに町を出てしまった。しかし、渋滞のおかげで、白海鼠壁の町家のエリアを新たに発見!。またくりゃいい。
もう帰ろうとむしゃくしゃしていたとき雨が上がってきた。気を取り直して、中山道信濃路最後の宿場に向かった。まず、善光寺道の郷原を通って洗馬宿へ。そして日没寸前の本山宿を歩いた。地形に沿って町家が雁行する本山宿は久しぶりであったが、変わらず自然で気取らない木曾谷の町並みを見ることができ好印象だった。

9月から始めた旧中山道の町並み紀行。江戸日本橋から信州本山宿まで、木曽路を目前にして江戸発の旅路はおしまい。江戸時代、江戸から京都へは、順調に歩いて二週間かかったというから、ほぼそのペースで巡ったことになる。今度は、旧中山道京都発一日目を三条大橋からスタートし、再度木曾谷を目指すこととなる。

 
下諏訪
小野
洗馬
本山